高度テレビジョン・システムズ委員会 (ATSC) は、2018年1月号のニューズレターで、メンバーによるATSC3.0の最終採決で、同規格が承認されたことを発表した。
次世代地上波TV規格であるATSC 3.0は、信号の伝送・受信機能を拡大し、4KUltra HDTVや没入型オーディオ、インターネットと地上波を組み合わせたインタラクティブ・サービス等の提供を可能にする。
今回、規格策定が完了したことで、2018年はその導入の年になる見込みだが、ATSC 3.0に対応する消費者向け製品が登場するのは2019、2020年頃と予想されている。
CESでは、ATSC 3.0を推進する地上波放送事業者グループのコンソーシアム「パールTV」とソニーが電子番組表を含むATSC 3.0のデモを行った。