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2017.11

  • アメリカ
  • 次世代ICT
グーグル、テクノロジー教育・訓練に10億ドルを提供

グーグルは10月12日、米国でテクノロジー分野の技能訓練を支援するプログラムを発表した。今後5年間で、専門教育・職能訓練を行う非営利団体に10億ドル(約1,134億8,000万円)を提供する。

「Grow With Google」と名付けられた新プログラムでは、技能訓練や専門資格取得を目指す求職者や、オンライン・サービスの改善を図る企業などに対し、教育・訓練を無償提供する。

最終的な目標としては、インターネットにつながるすべての人がテクノロジーに精通することができ、情報処理支援やアプリ開発といった仕事の機会を得られるようにすることとしている。

10億ドルは、グーグルの慈善事業部門であるGoogle.orgから拠出され、学校で教えられるスキルと現代的な会社で必要とされているスキルの格差を埋めるために利用されるとしている。

そのうちの一つとして、1,000万ドルがデジタル技能訓練を提供する「グッドウィル・インダストリーズ」に寄付されることも発表された。また、グーグルの従業員がこれらの非営利団体でのボランティアに100万時間従事する。

今回の発表は、ピッツバーグで行われたサンダー・ピチャイCEOの演説の中で明らかにされたが、今後数か月内には、グーグル社員がインディアナポリス、オクラホマシティ、ランシング、サバンナで今回の新たなプログラムを周知する取組みを行う予定という。