Amazonは11月30日、アマゾンウェブサービス(AWS)から提供される一連の新しい機械学習機能を発表した。
今回の新機能には、AWSの顧客が自ら開発したAIアルゴリズムを短時間で学習させるための「SageMaker」、映像の中からオブジェクトや顔を識別する「Rekognition Video」、音声をテキスト変換する「Transcribe」、テキストを翻訳する「Translate」、テキストから感情分析やキーフレーズ抽出を行う「Comrehend」などが含まれる。
これらの機能は、資金に乏しい新興企業や、テクノロジー知識が不足している企業のAI技術導入を支援するものとなっている。
なお、AmazonがAWSで提供するAI機能は、2016年の1,000種類をやや上回る程度から1,300種類に増えている。
しかし、一部の新機能は、既にマイクロソフトやグーグルが同じようなものを提供しており、AI機能の提供という面では、Amazonは両社の後塵を拝する形になっている。