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2024.04

  • オーストラリア
  • 郵便・物流
  • 国別・地域別トピック
豪政府、ユニバーサル郵便サービスの品質基準を変更
オーストラリア政府は、4月12日、オーストラリア・ポストの近代化を支援し、消費者や中小企業のニーズの変化に対応することを目的とした新たなパフォーマンス基準を承認した。この基準は2024年4月15日から施行される。

政府は2023年12月、オーストラリア・ポストを近代化するための郵政改革パッケージを発表。2024年2月には、同パッケージを効果的に実現するため、「2019年オーストラリア郵便会社(パフォーマンス基準)規則」に定められたパフォーマンス基準の変更案について協議した。新たなパフォーマンス基準は、オーストラリア・ポストの長期的な財政的持続可能性を支援することを目的としている。

主な変更点は以下の通り;
*留保サービスである普通書状の配達頻度を、98%の地域について2営業日おきにする
*書状の送達日数を1営業日延長する
*プライオリティレターの管理方法を変更し、より商業的な料金でサービスを提供できるようにする
*郵便局配置に関する地理的分類を、1991年の国勢調査に基づく地理的分類ではなく、オーストラリア統計地理標準(ASGS)を反映したものに更新する

なお、新基準は、オーストラリア・ポストが全国および地方、地方、遠隔地に維持しなければならない郵便局の最低数や、郵便局で受けられるサービスを変更するものではない。郵便配達員は引き続き毎日巡回するが、配達の構成は書状から小包の毎日配達をサポートするように変更される。

オーストラリア・ポストは、小包ロッカーの設置拡大など、顧客が必要とする商品やサービスへの投資を増やすことができるようになる。