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2023.12

  • マレーシア
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
5G第二事業者の参入とDNB持ち分の変更

政府は方針を変更して、5G網の整備運営事業を行う事業体を2024年に参入させる。その参入の時期を現在事業を行っているDigital Nasional Berhad(DNB)が、80%の整備を達成した時点と決定した。早ければ、年内に目標を達成する可能性がある。 

第二事業者の参入や移動体通人事業者の再編に伴い、DNBの民間の持ち分が、65%から70%に拡大され、セルコムディジ、マキシス、テレコム・マレーシア、Uモバイル、YTLコミュニケーションズがそれぞれ14 %を保有する。一旦は、DNBの株式を取得しないとしたマキシスとUモバイルも保有する計画である。 

第二事業者参入について、残っている大きな課題は利用周波数が未定であることや第二事業者の資本関係である。周波数については、DNBが独占的に保有している帯域を共有することが現実的である。一方、資本関係については有力事業者がすべてDNBに出資することとなったように、同じ形式となるのか、それともDNBへの出資を表明していなかった2社が中心になって出資されるのかなどの憶測が流れている。