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2023.09

  • 中国
  • 次世代ICT
中国移動、5Gに基づく世界初のネットワーク・コンバージェンスのメタバース応用を提供
中国移動はこのほど、北京市にある工人体育館において、世界初となるメタバース対応の5G網を整備し、「工体メタバース(GTVerse)」を提供開始した。GTVerseは、同ネットワークをベースとした世界初のネットワーク・コンバージェンスのメタバース応用となる。

メタバース・サービスに必要とされる高速・大容量、低遅延、高いコンピューティング能力といった要件を満たすために、中国移動は、5G基地局のサービスセンシング機能、インテリジェントなデータオフロード技術、柔軟なリソース管理機能、端末エッジコラボレーション・レンダリングプログラムなどのソリューションを開発し、メタバース・ビジネスの環境を改善した。

工人体育館では、5Gモバイルユーザ向けとして、100Mbpsに及ぶ通信速度をリアルタイムで実現し、時間遅延を20ms以下に抑えたことで、4K解像度と90fpsのフレームレートを持つ没入感の溢れる高度で、インタラクティブなXRサービスの提供を可能とした。

同ネットワークに基づき提供されたGTVerseは、同体育館エリアの年間4,000万人の来場者と、北京国安サッカークラブの500万人のサッカーファン観客のプライベート・トラフィックをもとに、位置情報サービス(LBS)を中核基盤とするもので、デジタル基盤、インテリジェントミドルオフィス、大域データ、プライベート網、ハイブリッドクラウド、マルチフォームスマート端末を中核要素とする新しいタイプのBtoC複合現実ソーシャル・プラットフォームである。

また、GTVerseは新しいタイプのクラウド・ネットワークコンピューティング統合配置アーキテクチャを使用し、5G基地局のサービス認識機能、インテリジェントなデータ分散処理技術、柔軟なリソース管理機能、エンドツーエンドの協調レンダリング法などを応用することで、ユーザによる仮想空間でのサッカー試合の楽しみ方を提供する。