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2023.07

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オーストラリアでは遠隔地通信に低軌道衛星(LEO)通信を活用する動きが活発化
オーストラリアでは、郊外部及び遠隔地域における通信サービス提供の手段として低軌道衛星(LEO)システムの重要度が増している。

市場最大手の通信事業者テルストラは6月19日、遠隔地域での移動体バックホール通信網の構築について、英国のLEO通信事業者ワンウェブと提携することを発表した。また、市場第2位の競合事業者オプタスは7月12日、同様に遠隔地域での移動体カバレッジ拡張のために、米国スペースX社によるLEO通信システムStarlinkを使用する契約を締結している。

両事業者ともに、LEO通信システムの活用により、現状で国土面積の60%を占める移動体空白地に対して移動体通信を提供することを目標としている。

他方、テルストラはスペースXとの間で、遠隔地での固定通信サービスにStarlinkを使用する契約も締結しており、LEO活用の対象は移動体通信に留まらない様相を示している。