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モバイル最大手のリライアンス・ジオが、999INR（約1,700円）という安価な4Gスマートフォン「ジオ・バーラト（Jio Bharat）」の販売を開始する。

リライアンス・ジオは、2016年に安価な4G LTEサービスを開始、2017年には1,500INRの安価な「ジオフォン（JioPhone）」を発売し、インドの通信環境を2Gサービスから一気に4Gサービスの世界にグレードアップした。

しかし、インドではいまだに2億5,000万人がフィーチャーフォンで2Gサービスを利用している。ジオは、ジオ・バーラトにより乗り換えを促し、インドを2Gサービスの通信環境から完全に脱却させるとしている。

最初の100万台のベータトライアルを7月7日から6,500テシル（郡）で開始する。希望小売価格の999INRはインターネット対応スマートフォンとしては最も安い部類のエントリー価格である。月額プランは無制限音声通話と14GBのデータ量で月額123INRとなっており、これは他の事業者のフィーチャーフォンと比べて30％安く、データ量も7倍多い。

ジオは、デジタルデバイド根絶の取組みを継続し、全ての国民がデジタル社会の恩恵を享受できるよう努力するとしている。