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2023.05

  • 中国
  • 次世代ICT
上海市、ロボタクシーの試験運営を開始
上海市は4月17日より同市嘉定区にある1,076km、及び臨港新区にある498.7kmの道路を開放しロボタクシーの試験運営を開始した。

上海市はスマート交通システムの建設を持続的に推進し、市民の交通移動のスマート化と利便性を高め、自動運転産業の持続的な発展、スマート交通とスマート都市の統合的・革新的な発展を促進している。これまで累計926本の1,800kmに及ぶ試験道路を開放し、試験シーンは1万5,000近くに達した。このうち、嘉定区においては、2023年3月末現在、上汽享道、AUTO X、百度、小馬智行など20社、519台の車両による自動運転テストが行われた。

また、上海市浦東新区は2022年11月に、ドライバーのいない自動運転革新応用促進規定を公布し、自動運転の技術革新能力と産業競争力の強化に関連した法的整備を行った。

同規定は五つの側面を含む34条から構成されている。浦東新区行政区域内の指定道路区間及び区域におけるドライバーなしの自動運転の路上試験、デモンストレーション・アプリケーション、デモンストレーション操作、商業化試運転などの関連活動、及び関連監督・管理業務に適用される。

上海市政府部門間の機能についても規定されている。上海市政府は自動運転産業の発展を促進し、革新的なアプリケーション開発環境を最適化するためのメカニズムを確立すること、上海市経済・情報化局、交通局、公安局などの関連部門で関連推進メカニズムを構築すること、上海市発展・改革部門は自動運転の革新的応用関連新型インフラを協調すること、などとした。