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閣僚理事会（Consejo de Ministros）は、9月13日、AI分野の監督庁AESIAの設立で合意した。AI運用によるのセキュリティ・プライバシや基本的人権の侵害からの保護のほか、社会認知の向上、信頼性の高いAI研究の促進、ビジネスエコシステムの構築支援などを所管する独立行政機関であり、AI専従の公的機関としてはEU加盟国で初めてとしている。設置予算は500万ユーロ、国家AI戦略の2022年度予算から拠出される。

政府は、今後、AESIA本部の設置場所に関する選定手続きを開始する。今年３月に、新規の国家機関を地方自治体に設置するという分権政策の政府方針が、閣僚理事会により決定されており、これに従い地方自治体から誘致申請を募集する予定。選定基準の作成と申請内容の審査を、地方行政省下の諮問委員会が担当し、閣僚理事会が６か月以内にAESIAを設置する自治体を最終決定するとしている。また、AESIA設立に伴う不動産の譲渡、本部設立費用の負担、職員移動への支援は、自治体側が実施する。