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2022.08

  • オーストラリア
  • 放送・メディア
オーストラリアにおける国内制作テレビ番組の放送比率は規制の水準を確保
通信及び放送規制機関であるオーストラリア通信メディア庁(ACMA)は8月10日、2021年度の国内商業放送における国内制作番組の放送比率に関する調査結果を公表した。

放送基本法である「1992年放送サービス法」は、商業テレビ放送事業者に対して、午前6時から深夜0時までの時間帯に、国内制作番組を55%以上放送することを義務付けている。2021年度においては、首都圏でテレビ放送を実施している全13事業者すべてが、この要件を満たしており、全国事業者であるセブン・ネットワークは74%、ナイン・ネットワークは77%、ネットワーク・テンは68%の達成状況であった。

また、ACMAは、都市圏及び地方部における計69か所に所在する商業テレビ事業者が、任意で提出した2020年度における支出データも併せて公表した。このデータによると、国内での番組制作に対する総支出額は15億2,500万AUDで、前年度比で4,530万AUDの増加となっている。