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2021.12

  • インド
  • 電波関連
5Gオークションの公開諮問を開始
インドの規制当局TRAI(Telecom Regulatory Authority of India)は2021年11月30日、「IMT(International Mobile Telecommunications)/5Gに特定された帯域の周波数オークション」に関する公開諮問文書を発表した(注1)。これは電気通信省(DoT)が2021年9月13日に、TRAIに対して当該オークションの実施を要請した書簡に基づいている。DoTはTRAIに対し、特に以下の問題についての提言を行うよう要請している。

a) 526-698MHz、700MHz、800MHz、900MHz、1800MHz、2100MHz、2300MHz、2500MHz、3300-3670MHz、24.25-28.5GHzの周波数オークションに適用される最低価格、バンドプラン、ブロックサイズ、オークションにかけられる周波数量及び関連する条件。
b) 産業界において機械やプラントの自動化のためにプライベート5Gアプリケーションの需要がある場合に、それに必要な周波数量、競争的で透明性のある割当手続き及び価格設定。
c) 前払い金、前払い金支払い後に適用される支払い猶予期間、繰延支払いの分割払い回数、30年間有効な周波数帯オークションに関連する条件など。
d) 周波数の譲渡(surrender)に係る条件及び手数料(fee)の規定の策定。
e) 最新のITU-R無線規則の関連規定に明記されている規制及び技術的要件を含む、周波数オークションの目的に適合すると考えられるその他提言。

なお、公開諮問文書に対するパブリックコメント受付の締切は、当初2021年12月28日であったが、その後2021年1月10日に延長された。

(注1)
https://www.trai.gov.in/notifications/press-release/trai-releases-consultation-paper-auction-spectrum-frequencies-identified