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2021.11

  • アメリカ
  • セキュリティ、プライバシー
連邦上院議会に独裁国家のインターネット検閲に対抗する法案が提出
共和党所属のマルコ・ルビオ(Marco Antonio Rubio)、リック・スコット(Rick Scott)両上院議員は2021年11月、独裁国家によるインターネットの遮断や検閲に対応する米国政府の権能を強化するための法案を提出した。

同法案「PATRIA Y VIDA Act」は、2021年7月にキューバで行われた大規模な反政府デモでインターネットが遮断されたことや、同国で11月に禁止措置が取られたデモに関連して同様の措置が取られたのではないかという懸念を受けて提出されたとされる。

なお、同法案の内容は、抑圧的政権からの自由を促進すると考えられる場合等に、連邦政府機関に対して、外国へインターネットアクセスを提供できる能力を獲得・維持しておくよう義務付けるとともに、政府検閲や規制を回避するためのツールを提供する企業に対し、連邦通信委員会(FCC)からの資金提供を可能とするものとなっている。