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2019.06

  • インド
  • 次世代ICT
決済サービス最大手Paytm、月間取引件数4億を突破
インド決済プラットフォーム最大手のPaytmは5月31日、月間取引件数が4億を突破したと発表した。PaytmはOne97 Communications傘下のブランドで、インドの決済サービス市場において半数のシェアを誇る。

Paytmの決済ゲートウェイは、インドの大手オンラインプラットフォームで利用されており、インド国鉄オンライン予約IRCTC、グルメ検索Zomato、宿泊予約OYO、食品デリバリーGrofers、オンラインスーパーBig Basket、シネコンPVR、ファッションClub Factory、ピザDominosの他、通信キャリアのリライアンスジオ、ボーダフォンIDEAでも導入されている。

なお、ソフトバンクとヤフーの合弁により設立されたPayPayも、Paytmとの提携により、2018年10月にQR・バーコード決済サービスを開始した。

インドにおいては、2016年の高額紙幣廃止以降、キャッシュレス化が推進され、オンライン決済の利用が急増している。インド政府はさらなるキャッシュレス社会の実現に向けて様々な政策を展開しており、今後の展開に注目が集まっている。