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2017.03

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AOL、世界のモバイル動画視聴動向に関する調査報告を発表

多国籍マスメディア企業であるAOLは2月21日、世界のモバイル動画視聴動向に関する調査報告を発表した。調査は米、カナダ、英、フランス、日本、オーストラリア、東南アジアの一部における約1,600人を対象に実施されたものである。

今回の報告によると、スマートフォンなどのモバイル端末で動画を視聴している消費者の割合は全体の86%と、デスクトップで視聴している70%を上回った。また、毎日携帯電話で動画を見ている消費者の割合は57%で、デスクトップ/ラップトップで毎日動画を視聴している58%とほぼ同等になっている。

AOLはこの状況に鑑み、モバイル端末が動画を視聴する機器のNo.1になる日が間近になっていることを予測している。ただし、モバイル端末で毎日動画を視聴する人の42%は5分以下の動画を視聴しており、動画が20分以上の長さになると毎日視聴する人は31%に減る。

モバイル動画の普及は広告支出にも影響を与えており、広告主の47%及びパブリッシャーの57%は今年のモバイル広告支出を少なくとも25%増やすと回答している。

なお、米国では74%がスマートフォンでライブ動画を視聴したことがあり、仮想現実 (VR) の体験者は28%、360度動画の体験者はおよそ半分だった。