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2018.02

  • 韓国
  • 放送・メディア
ピョンチャン冬季五輪で国内初の衛星8K試験放送実施

2018年2月のピョンチャン冬季五輪大会期間中に、サムスン電子と衛星放送事業者KTスカイライフが、国内で初となる衛星による8K試験放送を実施した。韓国ではピョンチャン冬季五輪に向けたICT戦略と一環として、世界初の地上波による4K本放送を2017年5月から提供しているが、衛星による8K試験放送もあらかじめ計画されていた。

試験放送は、今年発売予定の2018年型サムスンQLED TVを利用し、ソウル市内木洞(モクトン)のKTスカイライフ放送センターで行われた。今回の試験放送は、KTスカイライフと韓国電子通信研究院(ETRI)の千里眼衛星を通じて8K映像をアンテナで受信し、サムスン電子のTV受像機に伝送する方式。

KTスカイライフは、衛星8K放送は、離島・山間地域等でも受信できることがメリットとしており、今回の試験放送をはじめとして8K放送早期実現に向けて力を入れるとしている。なお、韓国では8K本放送のスケジュールについては決まっておらず、8K本放送まではまだ時間がかかる見通し。