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2017.08

  • イギリス
  • 放送・メディア
エンターテインメント消費のデジタルフォーマットへの移行が加速、全消費の75.4%を占める。スポティファイ等のストリーミングサービスの増加が売上増に貢献。

英国のエンターテインメント産業(音楽、ビデオ、ビデオゲーム)の小売事業者の業界団体であるERA(Entertainment Retailers Association)は、7月27日、2017年上半期(1月-6月)のエンターテインメント分野の統計を発表した。

売上高が前年同期比で6.4%と3.4ポイント上昇したことが明らかになった。ERAの会員であるスポティファイ、アマゾン、ネットフリックスなどが提供しているストリーミングサービスの利用の増加が大きく貢献したとしている。

最も売上げが増加したのは音楽で、半期売上高は5億6,570万ポンド(約821億円)と、前年同期比で11.2%増。ビデオゲームも売上増が顕著で、前年同期比8.4%増であった。

エンターテインメント分野の上半期の売上チャートでは、1位がエド・シーランの『÷(ディバイド)』の206万5,000、以下『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の118万、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の103万2,000と続いた。

エンターテインメント消費のデジタルフォーマットへの移行が加速しており、全売上のうちデジタルは75.4%を占めていた。