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2012.05

  • インド
  • 放送・メディア
インド電気通信規制庁、TVコマーシャルの提供に関する規則を発表

インド電気通信規制庁(TRAI)は2012年5月14日、「サービス(テレビジョン・チャンネルにおける広告提示時間)の品質基準に関する規則2012」を発表した。 主な内容は以下の通り。

  • TVチャンネルで提示される広告の合計分数は、1時間につき12分間以内とする。また、ある1時間の中で12分間に達しない場合でも、その不足分を持ち越すことはできない。
  • スポーツイベントのライブ放送中における広告の提示は、スポーツ行動の中断時にのみ行うこととする。
  • ある広告タイムと次の広告タイムの間隔が15分間未満であってはならない。映画の場合、この間隔を30分以上とする。 ただし、この要件はスポーツイベントのライブ放送の場合には適用されない。
  • 広告はTV画面全体に表示されるものとする。画面の一部や下方に広告を提示することは禁止。
  • TVチャンネルで提示される広告の音量レベルは、そのチャンネルで放送される番組の音量レベルより高くしてはならない。

インドにおいては、クリケット等のスポーツ番組の人気が高く、同規則のスポーツ専門チャンネルへの影響は必至。 テレビ各局は、同規則の導入により収益が圧迫されるとして反発している。