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2014.11

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インドの移動体番号ポータビリティ制度

インド電気通信規制庁(TRAI)は2009年9月23日、「2009年電気通信移動体番号ポータビリティ(MNP)規則(Telecommunications Mobile Number Portability Regulations, 2009)」を発表した。

これにより2010年11月15日にハリヤナ州でMNPが開始され、2011年1月20日からインド全土に導入された。しかしこれは番号が登録された免許エリア内でのみ番号の持ち運びが可能な枠組みであった(インドには現在22のサークルと呼ばれる免許エリアがある)。

通信IT省は「2012年国家電気通信政策」において「一つの国家-完全なモバイル番号ポータビリティ戦略(One Nation-Full Mobile Number Portability)」を掲げ、番号の登録サークルにかかわらず全国どこでもMNPを利用可能にする事を目指した。

同省は2014年11月3日、2015年5月3日までに免許エリアを越えても可能な完全なMNP制度を導入するよう通信キャリアに要請した。これにより今後はキャリアを変更する際に免許エリアを越えても既存の番号が維持されることとなった。