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2014.12

  • インド
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
鉄道省、ニューデリー駅でWi-Fiサービスの提供を開始

鉄道省は、12月8日、ニューデリー駅でWi-Fiサービスの提供を開始したと発表した。同省傘下の公営企業レイルテル(RailTel)が運営する。同駅は一日の乗降客数が50万を超えるインド最大の鉄道駅である。

利用方法は以下のとおり。(1)携帯電話でWi-Fi機能をオンにする、(2)Wi-Fi網としてRailWireを選択、(3)ブラウザを起動、(4)携帯番号を入力し登録、(5)SMSでワンタイムパスワードを受信・入力によりWi-Fi網利用が可能に。

最大下り速度は1Mbps、最初の30分は無料で、それ以降は駅構内でスクラッチカード(30分25Rs、1時間35Rs、1日有効)を購入する。

今後はニューデリー以外の駅や車内での利用にまで拡大する計画で、今後1年以内に75の大規模駅で展開される予定である。同省は遠隔地ではユニバーサル・サービス基金が活用できるように働きかけている。

同省によると、駅でのWi-Fiサービスの提供はモディ首相が提唱するデジタルインド計画の目的に沿うものであり、科学、技術、情報通信技術の利用が一般の人々の生活を楽にするとしている。さらに同省のIT部門であるCRISが女性乗客のための安全機能のついたアプリケーションを開発しているという。