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2014.01

  • イスラエル
  • ブロードバンド
移動体通信最大手Cellcom、競合事業者2社と共同で4G網を構築・運用

2013年12月10日、移動体通信最大手のCellcomは国内同業者で市場シェア第3位のPelephone Communications、および、新規参入事業者のGolan Telecomと共同で4G(LTE)網を構築し、運用することで合意したと発表した。

契約期間は15年で、4G網で使用する周波数の獲得時にも3社が協力する。また、4G網を運用する事業者については、CellcomとPelephoneが折半出資により合弁会社を新たに設立し、3社の代表で構成する運営委員会がこれを監視する。各社は自社の基幹ネットワークを購入・運用することが義務付けられているが、構築や運用にかかった費用については、合意内容に記載されている一定の条件の下、3社で分担する。

CellcomのNir Sztern最高経営責任者は今回の合意について、「国内の移動通信市場では今後モバイルデータ・サービスの需要が高まることが予想される。ネットワークの共有は、基地局数やコストの削減をもたらす。コスト削減は競争の維持を促し、消費者の利益になるだろう」と説明している。