ハンガリーの最高法廷Curioは、2月25日、規制機関NMHHによるMPVI Mobile への900MHz周波数帯の割当を無効とする、ブタペスト首都裁判所の判決を支持すると発表した。
MPVI Mobilは、国営事業者Magyar Postaなど三社のコンソーシアムである。周波数オークションの結果、2012年1月に周波数割当を受けていたが、同年9月18日、首都裁判所はこの割当が無効であるという判決を下した。入札時の規則で、国営事業者は入札できないことになっていたことが無効の理由である。
判決見直しと判決執行の一時停止の要求があったため、Curioは司法審査プロセスの終結まで、首都裁判所の判決の執行を停止していた。今回の判断で、NMHHの行政決定は、不服申し立てできない方法で破棄されることになる。