旧国営通信事業者マジャール・テレコムは、7月25日、サービス開始以来の4年間で、モバイル・パーキング・サービス利用数が4,000万以上であると、EME Zrt、テレノール、ボーダフォンと共に発表した。
34都市で4,000万枚のパーキング・チケットが移動電話で購入された。SMS、通話による利用の他に、スマートフォン用アプリでの利用が増えている。地域番号を提示する他に、GPSを使っても、駐車位置を特定できる。
マジャール・テレコムとボーダフォンは、AndroidとiOS用の自社アプリを、それぞれ「MobileShopping」「MobileParking」という名前で加入者に提供している。一方、EME Zrtのアプリ「Parking&e-sticker」が、テレノール、ボーダフォン、マジャール・テレコムの移動電話加入者に提供されている。
モバイル・パーキング・サービスを利用すれば、現金なしで駐車を開始でき、時間を節約できる。駐車料金は、クレジット残高かチャージされたEME残高で支払われるか、銀行口座から直接引き落とされる。分単位のシステムのおかげで、ドライバーは駐車に費やした時間分を払えばよいと安心できる、と同社は説明している。