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2012.12

  • ドイツ
  • ブロードバンド
ドイツテレコム、ブロードバンド網の投資拡大

ドイツテレコムは2012年12月、長期的視野に立ち競争力を強化するため、ブロードバンド網への投資額を今後3年間に大幅に増加させることを発表した。また、今回の投資拡大に伴い、2013年と2014年の株主配当金を減額するという。

ドイツテレコムは、2013~2015年に資本支出額が年間約90億~100億ユーロに増加すると予想。投資の重点はドイツ国内の固定・無線ブロードバンド網の整備に充てられる。 LTEネットワーク構築では2016年までに人口85%が150Mbpsサービスを利用できるようにする。光ファイバー網では2016年までに人口65%をカバーするとともに、VDSLのベクタリングにより既存の銅線ブロードバンド網の強化を図る。将来的には無線と固定通信間の融合技術の採用により下り最大200Mbps、上り最大90Mbpsのサービス提供を目指すという。

ドイツテレコムは、現在、約1,000の都市にADSL2+網、50の大都市にVDSL網を敷設しており、光ファイバーの展開ではドレスデン、ヘニッヒスドルフ、ブラウンシュヴァイクなど12の都市で運用を開始している。