ノルウェーに本拠を置き北欧、中東欧、アジア地域で通信事業を展開するテレノールは、2012年10月23日、スウェーデン国内でGoogle Play経由で購入したアプリやゲームについて、電話料金請求書と合算しての支払を可能にすると共に、Google Playストア内でテレノール専用サービス（シェルフ）を開始すると発表した。
2011年11月、テレノールとGoogleはクレジットカードなしで、ユーザーがアプリやゲームを携帯電話でより容易に購入できるようにするための提携を開始した。Google Playには現在67万5,000以上のアプリとゲームがあるが、テレノールは最大50アプリを厳選し、Androidユーザーにレコメンドする。テレノールのデジタルサービス部門の上級役員であるSpilling氏は、このたびのサービス開始はAndroidのエコシステムをめぐるGoogleとテレノール間の戦略的パートナーシップの成果である、とコメントしている。
購入したアプリやゲームに対するキャリア課金については、スウェーデンでは10月23日に開始され、ノルウェーやデンマークでも近いうちに開始される。さらにテレノールが事業を展開するハンガリー、マレーシア、タイといった国でもGoogle Playでのキャリア課金とシェルフサービスが開始される予定である。