旧国営通信事業者KPNとコンサルティング会社アクセンチュアは、2月23日、インタラクティブテレビ用にGoogle Glassとアクセンチュア・ビデオソリューション(AVS)を使用するプロトタイプを開発したと発表した。Google Glass上で、テレビの視聴、記録、操作が可能であるという。スペインで開かれる見本市「Mobile World Congress 2014」では、プロトタイプの三つの利用法を紹介する。
- 遠隔操作:チャンネル・番組の選択、音量操作、一時停止、コマ送り、巻き戻し等。
- セカンドスクリーン:スポーツ中継のデータや結果、試合のハイライトの視聴。
- どこでもテレビ:クラウド上に保存した番組を、Google Glassや他端末で後から視聴できる。
プロトタイプは商用製品としては開発されていないが、両社はテレビ視聴者用のウェアラブル技術の利用法を探求していくと説明している。