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2013.02

  • イギリス
  • 事業者のM&A・国際展開
ヴァージンメディア、米ケーブル大手リバティ・グローバルと全株売却で合意

ヴァージンメディアは2013年2月5日、米ケーブル大手のリバティ・グローバルと全株売却で合意したと発表した。

ヴァージンメディアは英ヴァージングループの一部門で、2006年にNTLとテレウェストの合併によって誕生し、傘下にヴァージンモバイルUKなども含むメディア関連企業である。

合意によるとリバティ・グローバルはヴァージンメディアを1株47.87ドル(2月4日時点)と評価し、株売却によりヴァージンメディアの株主は、保有株1株当たり17.5ドルに加え、リバティ・グローバルのシリーズA株0.2582株と同じくシリーズC株0.1928株を受け取る。リバティ・グローバルはヴァージンメディアの企業価値を、債務を含め233億ドルと評価している。

売却が実現すればリバティ・メディアは世界14か国で4,700万世帯の顧客を対象に、デジタルTV、ブロードバンド、電話サービス事業等を展開することになる。

ヴァージンメディアは現在英国のみで事業を行っており、一方リバティ・グローバルは欧州11か国(アイルランド、オランダ、ベルギー、ドイツ、スイス、ポーランド、オーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア)と中南米2か国(チリ、プエルトリコ)の計13か国で「UPC」「Unitymedia」「Kabel BW」等のブランド名でビジネスを展開している。

なお、リバティ・グローバルは英国ではヴァージンメディアのブランド名を維持する。