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2013.08

  • EU
  • ブロードバンド
EU市民はインターネット利用に際して接続速度を重視

欧州委員会の最新調査によると、インターネット利用者の最大の関心は接続速度で、約半数(45%)の世帯ではより接続速度の速いブロードバンド・サービスを提供する事業者への変更を望んでいることが明らかとなった。欧州委員会は利用料金の差が縮まったことで接続速度が競争面で重要な位置を占めるようになったと指摘している。

本調査の主な要点は以下のとおりである。

接続速度への関心
  • 競争が料金の低下をもたらした。結果、接続速度への関心が高まった。
  • 接続速度が不十分であるためオンライン・コンテンツやアプリケーションの利用に支障をきたしたと約4割が回答。
サービスの品質
  • 回答者の約2割がオンライン・コンテンツへのアクセスで問題が発生したり、携帯電話アプリの利用をブロックされたりした経験があると答えた。
  • 音声通話の品質に高い関心が示されている。携帯電話の音声通話の品質に満足している利用者は38%にとどまった。
オープン・インターネットとネット中立性
  • 映像の遮断がネット中立性や著作権問題で最も懸念される。
  • 成人の約34%がVoIPサービスを利用している(2012年は27%)。
トレンド
  • 世帯の44%で少なくとも1件のモバイル・インターネット契約が行われている(2012年は30%)
  • 45%の世帯がテレビ、ブロードバンド、電話、モバイル・サービス等がセットになったバンドル・サービスを購入
  • バンドル・サービス契約を行っている世帯のうち4割はプロバイダの変更を検討している。