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物流ワールドニュース

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2012.08.06

  • 中国

【中国】ドイツポストDHL、北アジアハブを上海に開設

 2012年7月12日、ドイツポストDHLがアジアにおける更なる成長への布石として1億7500万USドルを投資し、上海浦東国際空港にアジア最大となる北アジアハブを開設。近年のアジアにおける同社最大の一括投資プロジェクトである。同ハブの敷地面積は8万8,000平方メートル。2本の自動仕分ラインで1時間当たり2万点の小包を処理することができ、最大4機の飛行機と50台のトラックの積載作業に対応できる。
 今後2年間で、さらに1億3,200万ドルを投資し、上海-北アジア、上海-ヨーロッパ、上海-アメリカ間の高需要ルート向け専用機8機を追加予定。
 中国国家郵政局は、2011年11月に同ハブに対して国際エクスプレス業務の営業許可証を発行した。
(DHL 2012年7月12日、国家郵政局 2012年7月13日等)

(ひと言)
 ドイツポストDHLでは、欧州や米国の低成長をにらみ、アジア内の貿易需要が主な成長源になると見込んでいる。
 同社は、ここ2年ほどでアジアに25億ドル以上投資したことを明らかにしたが、中国市場に参入してからの20年余り、ドイツポストDHLが大がかりに中国市場に進出したのは今回が初めて。
 フェデックス、UPSおよびDHLの3社はアジア太平洋拠点をそれぞれ、フェデックスは広州にアジア太平洋中継輸送センターを、UPSは深センに、DHLは香港に設立している。