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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2012.08.06

  • 英国

【英国】Ofcom、ロイヤルメール郵便料金のプライスキャップ措置の範囲を拡大

 英国通信規制機関Ofcomは7月20日、ロイヤルメールのセカンドクラスメール料金にかかるプライスキャップの適用を、大型書状(Large letter)と2kgまでの小型小包(small parcel)に拡大した。
 これは中小企業と社会的弱者の消費者を保護するための措置。これまでは、料金の上限措置はセカンドクラスメールの定形書状にのみ設定されていた。このプライスキャップについては、インフレ調整を受けるものの、今後7年間維持される。
 大型書状と小型小包の料金は従量制となるが、料金の値上げは定形書状と同様に最大53%増までに制限される。
(Ofcom 2012年7月20日等)

(ひと言)
 英国では2011年郵便サービス法により、郵便免許制度は廃止された(ユニバーサルサービス事業者であるロイヤルメールも含む)。また、ロイヤルメールの商品・サービスへの料金規制も大幅に緩和され、現在、料金規制(プライスキャップ)を受けるのはセカンドクラスメール(バルクメールを除く)のみとなった。
 なお、同法31条で「英国全域で均一の妥当な料金で提供されること」は、ユニバーサルサービス要件とされている。