物流ワールドニュース

　UPU大会議が2012年9月24日から10月25日まで、カタールのドーハで開催された。
　UPUの新事務局長には、駐アラブ首長国連邦（UAE）ケニア大使のビシャー・A・フセイン氏が選ばれた。
　同会議では、新しい4か年戦略が採択された。その中には、「世界の郵便事業体が効率性と相互接続性を向上させ、本業である書状・小包配達事業の強化と、事業多角化とにつなげていくこと」、「UPUが引き続き世界中の郵便事業体による専門知識の共有を主導すること」、「＜物理的な配達業務＞＜金融サービス＞＜電子通信＞の3つの“側面”への郵便事業体の投資を支援すること」、「郵便事業モデルの維持と環境・社会的目標の追及との両方の意味においての＜持続可能な開発＞」が優先事項として盛り込まれた。
（UPU、Universal Postal Congress 2012年10月等）

（ひと言）
　万国郵便連合（UPU）の国際郵便に関する基本的なルールを決める大会議は4年毎に開催される。
　今回、日本は管理理事会（CA）及び、郵便業務理事会（POC）の両理事国に当選したほか、日本郵便の目時国際事業部長が郵便業務理事会（POC）の議長に選出された。