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　国際郵便機構 (IPC) の小包配達統合ネットワーク「E-Parcel Group (EPG)」に今夏よりオーストリアポスト、ラトビアポスト、マルタポストが加盟することが決定。2012年9月1日を以てEPGの加盟郵便機関は29に増え、米国や欧州、北欧、バルト海沿岸地域のほとんどを網羅することになる。
（IPC 2012年6月13日等）

（ひと言）
　EPGは、小包を2日間で配達でき、配送状況も追跡できる企業間の小包配達サービスを提供することを目指して、1996年に北欧の9つの郵便機関によって創設されたグループ。現在は、企業から消費者間の小包配達も増えているが、加盟する郵便機関も拡大し、配送状況追跡、実績ベースの課金システム、メンバーのコールセンターをリンクするカスタマー・サービス・システムも引き続き提供されている。
　IPCによると、オーストリアポストは8月、ラトビアポストとマルタポストは9月にEPGに加わる予定。
　IPCは、EPGのネットワークと262か所のコールセンターをリンクしたカスタマー・サービス・システムの監督を担当しており、2013年中盤頃の導入を目処に、電子商取引分野での需要拡大を想定したカスタマー・サービス・システムの処理速度・品質改善を進めている。