[HTML]
H1

物流ワールドニュース

コンテンツ

海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

お知らせカテゴリー表示
国名等選択
お知らせ年度表示
掲載年選択
お知らせ表示

2011.10.07

  • デンマーク
  • スウェーデン

【スウェーデン・デンマーク】ポストノルド、2011年度上半期決算を発表

 ポストノルド(PostNord)の今年度上半期決算(2011年1~6月期)は、グループ全体の収入は7%減の197億4,300万スウェーデン・クローナ(21億5,000万ユーロ)、営業利益(EBIT)は20%減の6億3,100万スウェーデン・クローナ(6,860万ユーロ)、純利益は18%減の4億9,800万スウェーデン・クローナ(5,400万ユーロ)、営業利益率は0.5ポイント減の3.2%だった。
 一方、ポストノルド・ロジスティクス部門の業績は好調だった。同部門の上半期の収入は3%減の59億9,300万スウェーデン・クローナ、第2四半期の収入は2%減の29億5,600万スウェーデン・クローナだったが、これらの減収は為替影響によるものであり、同部門は上半期、第2四半期共に2%の潜在的成長率を記録した。結果的に、同部門は2,200万スウェーデン・クローナの損失を計上した昨年度上半期から一転して、今年度上半期は7,300万スウェーデン・クローナのEBITを計上した。
(Postnord Interim Report January – June 2011)

(ひと言)
 同社のラーシュ・アイデルマークCEOは上半期中間報告書の中で、「デンマーク・ポスト(Post Danmark)とスウェーデン・ポスト(Posten)の合併から2年を経て、当グループは新たな転換期に差しかかっている。世界的な不況と市場構造の変化によりサービス需要が縮小する中、いっそうの経費削減に向けた改革にグループ全体で取り組まなければならない。また、新サービスの開発や物流分野での事業機会拡大もめざしていきたい」と述べ、さらに「郵便物数減少の加速や世界的な景気低迷により、経営構造を転換する必要が出てきた」として、2013年までに管理費を10億スウェーデン・クローナ(1億900万ユーロ)近く削減する計画、上級副社長と最高財務責任者(CFO)の交代、シェアードサービス部門の新設を発表した。