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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2012.03.02

  • 米国

【米国】USPS、郵便処理施設の閉鎖リストを発表

 USPSは2012年2月23日、郵便処理施設閉鎖に関するリストを発表した。このリストでは、264の郵便処理施設の統合・閉鎖が検討され、6か所はさらに調査が必要、35か所は当面維持、223か所は全面あるいは一部統合が示されている。
 ドナホー総裁は、USPSが黒字転換するには2015年度末までに年間コストを200億ドル削減する必要があるとしており、コスト削減の一環として全国の郵便処理施設や郵便局の閉鎖を検討しているが、閉鎖計画は2011年11月に2012年5月15日までの凍結が決まった。今回の発表は、凍結期間終了後、該当する各郵便処理施設が閉鎖されるかどうかを示したもの。これが計画どおり実施されると、郵便処理施設は全国で200か所以下に減り、一部ファーストクラスメールの翌日配達も保証されなくなるという。
(USPS 2012年2月23日等)

(ひと言)
 同じく5月まで計画が凍結されている閉鎖検討にある郵便局は3,830局。このうち80%近くは人口が少なく、貧困率が全国平均15.3%よりも高いルーラル地区の郵便局である。連邦法では、USPSがルーラル地域や小さな町に最大限の継続的郵便サービスを提供することが義務付けられている。