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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2012.02.02

  • デンマーク

【デンマーク】デンマークの電子郵便受箱サービス、国民の3分の2近くが利用

 デンマークの電子郵便受箱サービス「イーボクス(e-Boks)」の利用者数は約350万人に達した。この数字は、デンマークの総人口(550万人)の3分の2近くがイーボクスを利用していることを示している。
 2011年にイーボクス経由で送られた文書は1億8,700万通で、2010年(利用者数300万人)より17%(2,700万通)多かった。
 イーボクスによれば、同社の電子メールサービスを利用する消費者の数は2008年以来倍増し、現在では毎月約4万人ずつ利用者が増えている。
(e-Boks 2012年1月11日等)

(ひと言)
 イーボクスは、デンマーク・ポスト(Post Danmark)と電子決済専門会社ネッツ(Nets)が共同所有する会社で、コペンハーゲン郊外のバラールップに本拠を置く。
 2001年に創設されたイーボクスは、消費者が給与明細書や銀行取引明細書、年金記録などの電子文書を、社会保障番号に基づく安全な電子郵便受箱で受領・仕分け・保管できるようにするサービスを提供している。
 イーボクスはスマートフォンでも電子郵便受箱サービスの提供を開始し、新しいアプリケーションを公開したところ、9日間に予想を上回る5万人以上がダウンロードしたという。
 なお、2011年9月にデンマーク政府は、2015年までにすべての政府機関・地方自治体・公共機関が通信をデジタル化し、伝統的な郵便サービスの利用を完全に取りやめることを決定している。