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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2012.02.02

  • ニュージーランド

【ニュージーランド】ニュージーランド・ポスト、ルーラル地域あて郵便物に追加料金(additional charge)を徴収へ

 ニュージーランド・ポスト・グループは、ガソリン価格の上昇とインフレとを理由に、一部の内国小包の料金値上げと、ルーラル地域あて郵便物の追加料金とを実施する。
 同社は3月1日から、差出人が自分で梱包した内国小包の料金を5~11%値上げするとともに、ルーラル地域の住所があて先になっている追跡型小包に2.80ニュージーランド・ドルの追加料金を適用する。なお、ルーラル地域配達の追加料金は、非追跡型小包や非ルーラル地域あての追跡型小包には適用されない。
(NZ Post 2012年1月26日等)

(ひと言)
 近年、民間の配達サービスでは、ルーラル地域向けの配達については、高コストを賄うため追加料金を徴収することが一般的となっており、ニュージーランド・ポストも同様の手法を適用することになった。
 ニュージーランド・ポストのルーラル配達ネットワークは全国約22万の配達先に向け600名以上の請負ドライバーが一日あたり9万6,000km走行している。このネットワークの維持には現実的な料金体系が重要である。
なお、かつてニュージーランド・ポストにはルーラル配達料金(rural delivery fee)が存在していた。1904年に始まり、1921年に均一料金(2種類)を導入したが、1995年11月に同制度は廃止されている。