2011.04.30
【中国】北京市、郵便・物流の施設構築を「第12次5ヶ年計画の北京市インフラ発展計画」に盛り込む
北京市郵政管理局の働きかけにより、北京市における郵便・物流の施設構築等が、「第12次5ヶ年計画の北京市インフラ発展計画」に盛り込まれた。
北京郵政管理局は、国家郵政局の指示に従って、市政府、市発展・改革委員会と数回の議論を行い、その結果、同計画に盛り込むことになった。
具体的には、第12次5ヶ年計画の対象期間（2011-2015）に、北京市は、1)合理的に配置された分類機能を保有し、2)都市部と農村部をカバーする現代的な郵便インフラを構築し、3)そのインフラを生かして電子商取引の配送、サプライチェーン、一体化した物流サービスを発展させ、4)北京市の郵便サービスを国内のトップ水準、国際の先進水準に引き上げる、としている。
（中国国家郵政局 2011年4月8日等）
（ひと言）
中国では、5年毎に国家全体の5ヵ年計画を策定するが、これに基づき、各省庁や地方政府はそれぞれ各分野の5ヵ年計画を策定する。