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ICTワールドニュース

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研究員が日々収集・作成する情報の中から、現在日本での関心度が高いと考えられる、米・欧・アジアをはじめとした世界の主要なICT関連ニュースをセレクトして定期的にホームページに掲載していきます。

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2012.03.02

  • 米国

【米国】ホワイトハウス、「プライバシー権利章典」発表

 ホワイトハウスは、2月23日、消費者のオンライン・プライバシーを保護するための原則を定めたガイドラインを「プライバシー権利章典」(Consumer Privacy Bill of Rights)として発表した。その法制化のため議会と協力していくことを公約した。この権利章典は、どのような個人情報が企業・団体によって収集・利用されるかをコントロールする権限は消費者にあると宣言。企業のプライバシー方針は理解が容易な形で記されるべきであり、企業にはユーザデータをハッキングや流出から守る義務があるとしている。オバマ大統領は権利章典発表にあたり、「米国消費者は自分の個人情報がオンラインで安全に保管されることを定めるルールを待ち続けることはできない」との声明を発表。

 権利章典は、消費者は自分に関する情報の収集に「妥当な制限」をかける権限、企業が収集する自分の情報を閲覧する権限を有するともしている。これらの原則は現時点では法的拘束力を持つものではないが、政府が議会にその法制化を要請。権利章典発表とともにオンライン広告事業者団体、デジタル・アドバタイジング・アライアンス(DAA)が「Do Not Track」の導入をサポートしていく方針を決めたことも明らかにした。ホワイトハウスは今後、国家電気通信情報庁(NTIA)が、権利章典を基に詳細な行動規範を策定するためにプライバシー保護団体とオンライン事業者の話合いを取り持っていくとしている。この行動規範に準じるか否かは企業の自主判断に任されるが、規範遵守に同意し、これを破った企業に対してはFTCが告発できる。