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2012.02.13

  • 中国

【中国】工業情報化部、2011年の通信産業の状況及び2012年の発展計画を発表

 工業情報化部は2月7日の記者会見で2011年通信産業の状況を発表し、携帯電話番号ポータビリティー及びブロードバンド高速化に関する2012年の発展計画も明らかにした。2011年の状況について、ソフトウェア産業の売上高は1兆8,000億元(約22兆円)、前年同期比30%増加した。また、通信産業の売上高は9,880億元(約12兆円)で、同比10%増加したが、平均利用料金は同比4.8%減少した。2011年12月末現在、中国の移動及び固定の電話ユーザー数は12億7,000万契約、3G電話ユーザー数は8,137万契約増加して1億2,800万契約となっている。インターネット利用者数は5億1,300万人で、うち携帯電話を通じての利用者数は3億6,000万人である。インターネットの普及率は38.3%となっている。

 2012年の発展計画については、FTTxの普及及び利用料の値下げを中心として、ブロードバンドの高速化を推進する。現在、工業情報化部は関連計画を策定中であり、各段階の実施時期及び目標を決定した後公表する予定。また、携帯電話番号ポータビリティーについて、2011年12月末現在、天津市及び海南省には累計15万8,631人のユーザーが携帯電話の番号ポータビリティーを申請し、うち5万8,260人が実際に事業者を変更した。