2011.12.02
【米国】モトローラ・モビリティ株主、グーグルによる買収を承認
モトローラ・モビリティは、11月17日、グーグルが125億ドル(約9,740億円)で同社を買収する計画を同社株主が賛成多数で承認したと発表した。特別株主会議では議決権株式の99%が買収賛成だった。これは全社外株の約74%にあたる。ただし買収の実現にはこれ以外に米国、欧州などでの行政承認を必要とする。
モトローラ・モビリティのサンジェイ・ジャー会長兼CEOは議決権株式の圧倒的多数が買収に賛成したことを歓迎する声明を発表。同氏は同じ週内にケーブル通信技術者協会(SCTE)が開催したケーブル・テック・エクスポで、グーグルの買収がモトローラ・モビリティにどのような影響をもたらすかを語るには時期尚早だが、この合併でインターネットに関して学んだことを事業に反映させることができるようになると述べている。グーグルのエリック・シュミット会長は先日、この買収が2012年初めに完了する見込みと発言している。