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ICTワールドニュース

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2011.07.04

  • 韓国

【韓国】8月に韓国初の周波数オークション実施

放送通信委員会(KCC)は、韓国初の周波数オークション計画を6月22日に決定。割当対象は、800MHz帯の10MHz幅、1.8GHz帯の20MHz幅、2.1GHz帯の20MHz幅の3種類の帯域で合計50MHz幅となる。7月末までの1ヶ月間の申請期間を経て8月初めにオークションが実施される。当初、オークション対象となるのは2.1GHz帯の1枠のみの予定であったが、スマートフォン普及によるトラフィック急増で、KCCはモバイルキャリア3社への周波数供給が急務と判断し、3帯域同時オークション方針を決定。1.8GHz帯はKTのCDMAサービス利用分を返還することにより割当てが可能となった。800MHz帯は利用が低調だった周波数共用通信(TRS)用途の一部回収をつい最近決定して確保。 オークションの最低価格は、800MHz帯が2,610億ウォン(195億円)で、1.8GHz帯と2.1GHz帯がそれぞれ4,455億ウォン。なお、世界で共通帯域として利用されるために需要の高い2.1GHz帯への入札については、公正競争の観点から、既に同帯域を保有している2社(SKT、KT)は参加資格無しという参入制限が設定されたため、この帯域を持たないLG U+が確保することがほぼ確実となった。今とのところ、応札するのは既存3社のみと見られている。