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ICTワールドニュース

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研究員が日々収集・作成する情報の中から、現在日本での関心度が高いと考えられる、米・欧・アジアをはじめとした世界の主要なICT関連ニュースをセレクトして定期的にホームページに掲載していきます。

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2011.04.13

  • 英国

【英国】Ofcom、4G向け周波数帯(800MHz・2.6GHz)の入札準備プロセスを開始

Ofcomが3月22日、移動体通信の4Gサービス提供でニーズの高い周波数帯「800MHz・2.6GHz」の入札準備プロセスを開始した。同入札が実施されれば、携帯向け追加周波数帯の単一入札としては英国最大規模となる。入札にかけられる周波数帯は現在移動帯通信サービスに利用されている周波数帯規模の75%にもあたり、2000年に行われた3G周波数帯と比較すると80%も多い。
現在英国では、スマートフォンおよびモバイルブロードバンドにおけるデータサービス利用(メール、ビデオストリーミング、メッセンジャーサービス、マッピング、ソーシャルネットワーキングサイト等)が急速に普及していることから、同周波数帯は携帯トラフィックへの対応に不可欠となる。
入札についての概要(案)は以下のとおり。
<競争促進とカバレッジ>
入札を通して競争促進とカバー率の拡大を目指す。モバイルブロードバンドのカバー率は英国人口の95%を条件とする。
<新モバイルキャパシティ>
入札は2つの周波数帯(合計250MHz)を対象とする。
*800MHz(デジタル切換え後の空き周波数の再編の一環で実施)
*2.6GHz(高スピードが可能な周波数帯)
この周波数帯の組み合わせにより、次世代モバイルブロードバンドサービスが全国全域で利用できる可能性を生み出すことになる。
<競争アセスメント>
2010年に政府がOfcomに依頼し、実施されたアセスメントでは、4G向け周波数帯がモバイル市場における競争にどのような影響を与えるかが調査された。その結果によると、周波数の希少性と需要から、入手できる周波数の上限を設ける必要があると判断している。
<国内の4つの携帯サービス卸事業者に周波数帯を確保>
国内の全国的な卸レベルにおける競争を高め、消費者の利益を向上させるためには、現在4社ある携帯サービス卸事業者に周波数帯を付与する必要があると判断した。そのため、入手できる周波数には上限に加え下限も設定する必要がある。
<4つの携帯サービス卸事業者に対する入手周波数の下限設定>
4卸事業者の入札結果が下限設定に満たない場合は、入札は無効とする。以下が5種ある最低限の組みあわせで、何れかをクリアしている必要がある。
1)サブ1GHzの2×5MHzおよび2.6GHzの2×20MHzあるいはそれ以上
2)サブ1GHzの2×5MHzおよび1800MHzの2×15MHzあるいはそれ以上
3)サブ1GHzの2×10MHzおよび2.6GHzの2×15MHzあるいはそれ以上
4)サブ1GHzの2×10MHzおよび1800MHzの2×10MHzあるいはそれ以上
5)サブ1GHzの2×15MHzあるいはそれ以上
<タイミング>
なるべく早い時期に実施したいため、2012年の第1四半期を予定。