2012.09.04
【中国】中国聯通、2012年末までに中国大陸-台湾間の直通海底光ケーブル構築完了予定
中国聯通をはじめとする中国大陸と台湾の6通信事業者は台湾海峡光ケーブル1号プロジェクトを実施中である。当該海底光ケーブルは、福建省福州市と台湾淡水鎮を結び、中国大陸と台湾本島の間の初の直通海底光ケーブルとなる。この光ケーブルは、長さが約270kmで、設計容量は5.12Tbpsとしている。中国聯通は現在、台湾海峡光ケーブル1号プロジェクトを推進しており、2012年末までに完成すると見込んでいる。この光ケーブルを通じて、中国大陸-台湾間の通信能力は大幅に高まるという。また、中国聯通が参加したアモイ-金門間における海底光ケーブルの構築は最近完了した。当該光ケーブルは福建省アモイ市と台湾金門島を繋げており、長さが20km程度である。