2011.10.04
【米国】米国とEU、スマートグリッド規格策定で協力
米国標準技術局(NIST)とEUスマートグリッド調整グループ(SG-OG)は、9月13日、スマートグリッド規格の策定で協力していくことを発表した。両機関ともスマートグリッド規格の策定調整の任を負っており、今後の協力分野について概要を説明する共同白書も発表している。
CO2排出量の削減と電力確保を目的とするスマートグリッドへの移行は米国、欧州各国で推進されており、様々な法律も可決されている。また米国ではNISTが相互運用性確立のフレームワーク/ロードマップ、EUがスマートグリッドの義務付けを策定するなど規格策定の動きも進んでいる。今回の共同作業はこれらの動きを連携させるとともに、関連法案や規定、政策、作業手段/プログラム/タイムライン、テスト/認証枠組み、サイバーセキュリティなどについても情報を交換していく。