2012.06.13
【韓国】サムスン電子、来年初めにもTizen搭載スマートフォン発売へ
サムスン電子は5月31日に国内で開催されたセミナーで、次世代オープン・プラットフォームTizen搭載端末を来年初めまでに発売し、GoogleとAppleの二強構図となっているモバイルOS市場に第三のエコシステムを構築する戦略を発表。Tizenとは、Linux財団を中心として開発を進めているHTML5ベースのオープン・モバイルプラットフォームで、多くの世界的メーカーや通信キャリアが参加している。開発の中心メンバーはサムスン電子とインテル。Tizenの強みはスマホ以外にも多様な端末に適用できることにある。サムスンはまず、スマートフォン発売後に、スマートTV、スマートパッド、車両用端末にもTizenを搭載する計画。
Tizenグループは、今年1月に開発者向けにSDKを公開し、4月に米国で開催された会議を通じてスマホ用Tizen1.0を公開し、商用化に向けて着々と準備を進めている。