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ICTワールドニュース

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研究員が日々収集・作成する情報の中から、現在日本での関心度が高いと考えられる、米・欧・アジアをはじめとした世界の主要なICT関連ニュースをセレクトして定期的にホームページに掲載していきます。

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2012.06.13

  • 中国

【中国】商務部、「2010-2011年中国電子商取引報告」を発表、2011年の取引額は5兆8,800億元

 5月29日に開催した2012年中国電子商取引大会で、商務部は、「2010-2011年中国電子商取引報告」を発表した。主な内容は以下の通り。2011年、中国の電子商取引額は5兆8,800億元(約74兆円)、前年より29.2%増、GDPの12.5%に相当し、電子商取引を利用した小売業(B2C及びC2C)の売上高も7,825億6,000万元(約9兆8,000億円)となり、同比53.7%増、消費財小売全体の4.32%に相当する。また、2011年末までに中国の電子商取引ユーザー数は1億1,900万人に達しており、電子商取引の利用率は37.8%となっている。なお、企業間に電子商取引の普及が進んでいる。大手企業における電子商取引を通じた調達及び販売の普及率が高い一方、電子商取引を利用する中小企業の割合も40%となっている。2011年末までに、電子商取引情報を提供する企業の数は15万社を超え、電子商取引サービス業の市場規模は1,200億元(約1兆5,000億円)となっている。また、第三者決済の取引額は2兆1,610億元である。