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Cellular Topics vol.2
ラファエラ・スカグリータ ラファエラ・スカグリータ
ローマ在住のフォト・ジャーナリスト、ビデオ制作者。現在、各種メディアで活躍中。イタリアのテレビ、Rai3では国内問題と司法について短い調査ドキュメンタリー・シリーズを制作中。全国紙ジョルナレ、イタリア版ヴォーグへの寄稿者。イタリアの通信社ANSAの東京特派員を務めていた時には、日本、韓国、東南アジアをカバー。東京から、レプブリカ、コリエレ・デラ・セラ、パノラマ、ヴォーグ、ディアリオへ特別寄稿もしていた。1999年にフルブライト奨学金でニューヨークに渡り、反グローバライゼーションについての映画と、日本で上映されたEye-linkというアート・ドキュメンタリーを制作。1996年から1999年まではブリュッセルに滞在、モンド、コリエレ・デラ・セラ、イタリアのテレビ、テレモンテカルロ(TMC)の特派員を務め、欧州統合、汚職を取材した。
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イタリア:携帯技術は諸刃の剣

ローマ−若年層が悪意による他人の支配や所属集団のコントロールといった意図で携帯電話を利用する例が増加している。

携帯電話を介した性や暴力がらみの事件多発し、その大半が学校の構内で起きていることに、専門家は懸念の意を表明している。毎月のように、少年集団が携帯上で友人や教師を暴力やわいせつ行為に巻き込んだビデオを作成した事件が報道されている。そのフィルムは、対象者を侮辱し、大衆を刺激する目的でインターネット上にアップロードされる。

2006年末にかけての時期、ある学校内の生徒グループがクラス内で障害を持つ同級生を襲撃し、携帯電話でそのすべてを収録したという事件が戦慄を引き起こした。事件のウェブキャストがネットにアップされ、イタリアのメディアに配布された。.

心理学者のアンナ・オリベリオ・フェラリス氏は、イタリア国内のメディアにおけるインタビューで述べている。「こうした性や暴力に関した行為というのは、最も頭がよく権力を持つメンバーにより行われることが多いだけに、クラスでは憧れや模倣の対象になる危険性があります。」

若年層の間で新機種の携帯電話を持つことがステイタスシンボルであることは間違いないが、それは暴力行為に利用されたとき、しばしば社会的逸脱の象徴となる。

ローマ在住の学生フランチェスカ・ベルドーネ・フィリベック(19)は、こう述べている。「携帯を利用した暴力行為は、個人レベルの欠陥とか倒錯というものではないと思います。社会の中で他と調和できない層の人々がする行動の一種です。」

「私の学校ではああいった暴力行為はありませんでした。少なくとも私の知る範囲では。携帯電話をつかってわいせつや暴力に関したビデオを作る学生は、家庭の中で見た暴力行為を繰り返しているのだと思います。」

彼女は最新のメールをチェックしながら述べた。「友人たちは最低でも300ユーロ(390US$)はする最新の機種を持って学校に来ます。それで写真やビデオが撮れるし、音楽もダウンロードできます。」

「私の携帯電話は盗まれてしまったのですが残念です。もしあれば、テレビ電話でインタビューができたのに。」と彼女は笑いながら言った。

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