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2018.11.08

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  • オーストラリア

【オーストラリア】大手三銀行、オーストラリア・ポストの「バンク・アット・ポスト(Bank@Post)」サービスの将来維持のための契約に合意

 オーストラリア・ポストは、銀行代行サービス「バンク・アット・ポスト(Bank@Post)」サービスを将来も継続させていくため、オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)と5年契約を結んだのに続き、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)およびウエストパック銀行とも3年契約で合意した。
 Bank@Postの加盟金融機関の顧客は、全国約3,500カ所の郵便局で、預金引き出しや預け入れ、各種料金支払いといった基本サービス利用ができる。
 オーストラリアには、遠隔地など銀行支店のないコミュニティが多数あり、こうしたコミュニティの住民や小企業は、郵便局のBank@Postを利用している。
 Bank@Postサービスにおいて、取引処理やサービス維持にかかるコストがかさみ、オーストラリア・ポストは損失を計上していた。
 今回の契約で、オーストラリア・ポストは、各銀行から、「コミュニティ代理店契約料(Community Representation Fee)」として、年間2,200万オーストラリア・ドルを受け取る。この収入がなければ、オーストラリア・ポストは、Bank@Postのサービス継続も、コミュニティ郵便局の維持もできなくなる危険性があった。
(Australia Post 2018年10月8日、15日等)