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2018.08.17

  • 物流ワールドニュース
  • フィンランド

【フィンランド】ポスティ、道路状況写真配信サービスを商用化

 フィンランドの郵便事業体ポスティは、観測・計測機器メーカーのヴァイサラ(Vaisala)が開発した「ロードAI(RoadAI:Artificial Intelligence Assisted Road Infrastructure Management:人工知能(AI)を活用した道路インフラ管理システム)」の商用化で提携すると発表した。
 ポスティはヴァイサラのセンサーおよび画像認識技術を使って、郵便配達業務と組み合わせた、国内の道路状況と気象の状況の画像や映像データを提供するサービスを実施する。
 両社は昨年11月からエスポーでこのシステムの実験を開始し、今年5月からはイマトラで道路状況を地図上にマッピングしており、今年中にこのサービスを国内の複数の都市に拡大することを目指している。
(Posti 2018年6月27日、VAISALA 6月28日等)
 
(ひと言)
 このサービスでは、ナビ画面上に道路標識等を表示したり、周囲を監視して注意喚起を行うほか、道路の損傷、交通状況、気象分析に関して集められたデータが提供される。
 ポスティは、「ロードAIは効率性を高め、ひいては交通の流れと安全を促進し、人身傷害や物的損害を減らす」と発表した。