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2018.12.25

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【米国】FCC、5G向け周波数帯の開放を拡大する決定を採択

連邦通信委員会(FCC)は12月12日、上部37GHz帯(37.6~38.6GHz)、39GHz帯(38.6~40GHz)、47GHz帯(47.2~48.2GHz)の周波数を5G向けに開放する一環として、これら帯域のサービス規則変更を全会一致で決定した。これは、「Spectrum Frontiers」としてFCCが進める周波数帯開放手続きの第4回目の「報告と命令(Report and Order)」となる。FCCは、100MHz幅の周波数ブロックを「Partial Economic Area(PAE)」地区毎に、柔軟に利用可能な免許で提供するため、37、39GHz帯の周波数ブロックを200MHz幅から100MHz幅に変更する必要があった。これらの帯域の既存免許人には、①新たな枠組みに合わせて免許を修正する、②FCCの条件に合致する案を自ら提示する、③免許を返還してその後のオークション収益からの返還奨励金を受け取る、という3つの選択肢が用意されている。また、まとまった帯域をオークションで提供するために自らの免許を返還する既存免許人に対して金銭的な補償を提供するインセンティブ・オークションも実施される。

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